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ごあいさつ

 
日本CSO協会(Contract Sales Organization: 医薬品販売業務受託機関)は、医薬品産業のアウトソーシングパートナーとして医薬品のマーケティング・販売における革新的で高品質なソリューションの提供と、CSO産業の健全な発展を通じて、“良質な医療”と“健やかな未来(あした)”への貢献をめざすCSO企業の団体として、2011年6月に設立されました。

世界的に医療・ヘルスケアを取り巻く環境が大きく様変わりするなか、CSO発祥のイギリスをはじめとする欧米諸国では、事業環境の不確実性に対応し、経営の柔軟性を高めるアプローチとして、CSO活用率(アウトソーシング率)は10%超に至っております。

わが国でも、1998年のコントラクトMR事業の開始以来、CSO協会各社に所属するコントラクトMRは3,445人となり、全MR数の5.8%へと成長を遂げてまいりました。
この間、少子高齢化の進展、社会保障費の逼迫、医療の高度専門化や地域包括ケアシステムの推進などの環境変化を受けて、製薬企業の経営課題が複雑化するのに伴い、CSOの活用方法もより戦略的なものへと進展しています。

MR以外にも、MSL*1 やエデュケーショナルナース*2 などの専門職や、地域包括ケアシステム推進を支援する職種などの新たな担い手が活躍するようになり、特定の製品や疾患領域、エリア等を包括的に受託するCSOマネジメント型サービスをはじめ、営業・マーケティングからメディカル領域にわたる多様なサービスが展開されています。
*1 メディカルサイエンスリエゾン:各疾患領域で中心的役割をもつKOL(キーオピニオンリーダー)医師等に対し、医学的・科学的見地から情報活動を推進
*2 臨床経験のある看護師が、Peer to peerで実践的に治療アウトカム向上を支援

阿部安孝さらにCSO活用企業数に関しても、製薬企業に留まらず医療機器企業や医療機関等、広くヘルスケア関連企業へすそ野が拡大している状況を受け、ここ2年は過去最多の130社で推移しています。
こうした環境下、将来的に国内CSO市場もその在り方や活用率等において欧米に近い形へ推移していくことが見込まれています。

日本CSO協会は、変革する医療・ヘルスケア産業の真のパートナーとして、ますます高度多様化するニーズに対応すべく、業界全体でさらなる価値向上に努め、わが国における医療・ヘルスケア向上に尽力してまいります。

阿部安孝

2020年7月 日本CSO協会
会長 阿部安孝