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ごあいさつ

 
日本CSO*1協会は、医薬品・ヘルスケア産業のアウトソーシングパートナーとして、医薬品等のマーケティング・販売における革新的で高品質なソリューションの提供と、CSO産業の健全な発展を通じて、“良質で効率的な医療・ヘルスケア” と “健やかな未来”(あした)への貢献を目指すCSO企業の団体として、2011年6月に設立されました。
*1. コントラクト・セールス・オーガニゼーション:医薬品販売業務受託機関

世界的に医療・ヘルスケアを取り巻く環境が大きく変化する中、CSO発祥のイギリスをはじめとする欧米では、経営の柔軟性を高め、新たな価値を生み出す活動に集中・強化し生産性を向上するアプローチとして、戦略的なアウトソーシングが進展しており、CSOの活用率は10%超に至っています。

わが国でも、1998年に初めてコントラクトMR事業が始まって以来、CSO協会各社に所属するコントラクトMR等の稼働人数は3,424人となり、全MR数の6.4%へと成長を遂げております。

この間、少子高齢化の進展、社会保障費の逼迫、医療の専門分化や地域包括ケアシステムの推進等の環境変化を背景に、製薬企業の経営課題が複雑化するのに伴い、CSOの活用方法もより戦略的なものへと進展しています。

コントラクトMR以外にも、MSL*2 やエデュケーショナル・ナース*3 等の専門職、フィールドマーケターやトレーナー、地域包括ケアシステムの推進を支援する職種など、多様な担い手が新たに活躍するようになっており、特定の製品や疾患領域、エリア等を包括的に受託するCSOマネジメント型モデルをはじめとして、CSO独自のノウハウを活用し、営業・マーケティングからメディカル領域にわたり、幅広いサービスが展開されています。
*2. メディカル・サイエンス・リエゾン:疾患領域やその研究において指導的立場である医科学専門家(KOL:キーオピニオンリーダー等)に対し、
   
医学的・科学的見地から情報活動を推進

*3. 臨床経験のある看護師が、患者ケアの促進等を通じて医療アウトカム向上を支援

また、CSO活用企業数も、製薬企業に留まらず、医療機器等企業や医療機関(病医院・薬局)など、広くヘルスケア関連企業へとすそ野が拡大し、138社と過去最多の水準となっています。

コロナ禍を契機に、不確実性への対応が重要性を増すとともに、さまざまな“ニューノーマル”が加速している中、今後 国内市場におきましても、 CSOの役割の深化・拡大とともにフレキシブルリソースとしての戦略的活用をより一層推進し、欧米同様のアウトソーシング率(10%超)を目指してまいります。

日本CSO協会は、変革し続ける医療・ヘルスケア産業のパートナーとして、CSOとコントラクト人財のさらなる価値向上に努め、患者中心の医療・ヘルスケア実現に貢献していきます。

2022年6月 日本CSO協会
会長 木﨑 弘