CSOのサービス

「ベストCSO」を目指して 

市場の発展と進化
日本でのCSO事業が始まり、15年が経過しました。シミックグループでは、2005年よりコントラクトMR事業を開始し、シミックグループのビジネスモデル「PVC（※）」の一翼を担ってまいりました。

この間、医療・医薬品を取り巻く環境は大きく変化し、CSOマーケットはこの変革の風を推進力に大きな進展を遂げ、更なる進化をしようとしています。

CSO業界の発展に伴い、CSOが提供するサービスの裾野は拡大・深化し、当社でもマーケティング&セールスに関する高度なコンサルティングサービスを提供できるまでになりました。この15年で製薬企業の戦略的パートナーとして期待いただける程にCSOが成長したと捉えることができるのではないでしょうか。一方でこれは従来型CSOのビジネスモデルの限界が来たことも意味しているのだと私たちは考えています。

次の15年、あるいはその先を見据え、当社は人財サービス企業として自らに変化を仕掛け、新しい時代のCSOマーケットと共に成長してまいりたいと考えています。

ビジネスモデルの拡大
2012年、シミックエムピーエスエスは、英国に本社を置くアッシュフィールド社日本法人と業務提携を行い、ICQコンサルティング事業を開始したのを皮切りに、CSOビジネス全般においても協業を開始いたしました。世界でトップクラスのCSOであるアッシュフィールド社が持つCSO先進各国で展開するビジネスモデルと、シミックグループの国内事業におけるノウハウを融合し、国内プロモーションにおけるニーズに合致したソリューションを創出してまいります。

製薬企業様の多様なニーズに応えるソリューションを提供できる状況に達したことは、同時にシミックで働く社員に様々な業務環境の提供を可能とし、様々なキャリア形成の機会拡大につながっています。

人財が唯一最大の「財産」である私たちにとって、社員のライフワークバランスのクオリティ向上なくして、サービスのクオリティ向上はない、と考えております。CSOだからこそ可能な自己の成長、自己実現の機会をさらに提供できるよう、ビジネスモデルの拡大に注力いたします。

「ベストCSO」実現にむけて
私たちはすべてのステークホルダーにとってのベストなCSOとは何か、を常に追い求めます。変化し続ける市場環境、労働環境の中にあっても、CSOの使命、人財企業の使命、MRの使命は変わりません。「変化させること」と「変えないこと」この2つを注視しながら、求められるCSOとなるべく努力してまいります。
 　
※PVC (Pharmaceutical Value Creator)：シミックグループのビジネスモデル。シミックグループは、医薬品のバリューチェーン（研究開発－製造－営業）に対して総合的な支援サービスを行い、主に製薬企業の価値最大化に貢献するサービスプロバイダーを目指しています。