メニュー

CSOのサービス

Vol.16:ビジネスモデルに関するワークショップ中級編を開催

9月に開催したビジネスモデルに関する勉強会およびワークショップの続編として、12月12日(木)に、ビジネスモデルに関するワークショップの中級編を、法務・ガイドライン運営委員会ビジネスモデル検討タスクチーム(以下、「タスクチーム」)の企画とリードにより開催しました。

前回の勉強会およびワークショップでは、業務委託モデルにおいてより適正な実態を実現するための協業体制の構築方法や運用方法について、一問一答形式で確認しましたが、今回のワークショップ中級編では、各社2名ずつの受講者に、顧客役のタスクチームメンバーとのビジネスモデルに関する模擬折衝会議を行ってもらい、さらに高い実践力を備えてもらうための機会としました。

現実的に想定されそうなパターンを予め2つ設定のうえ、顧客役のタスクチームメンバーがそれぞれのパターンについて準備した質問を問いかけ、15分間という限られた折衝時間の中で、CSO役の各社の受講者が回答するというロールプレイ形式で、実際に話す機会を持つことによって、業務委託の考え方、留意点についてさらに理解を深めると共に論点を整理することに繋げられればとの一念で、このような形式としました。


(表はクリックで拡大できます)

今回のワークショップ中級編を通じて、タスクチームにて策定した「日本CSO協会版 業務委託マニュアル」と「顧客用説明ツール」を実践的に活用することを目指しました。今後はさらに、「セットアップ時チェックリスト(仮)」を策定のうえ、プロジェクト立上げ時に必要な顧客との合意事項についてガイドしていく予定です。

一方で、労働者派遣モデルについては、労働者派遣制度の見直しの推移も見守りつつ、各社でより法令に則った運用がなされるように、労働者派遣事業関係業務取扱要領の内容に沿ったガイドラインまたはチェックリストのようなものを策定することを考えています。

前回もご説明させていただきましたように、我々CSOとしては、1つでも多くのオプションを備えていた方がよいことは言うまでもありません。今後、CSOの活用方法が益々多様化していく中で、契約またはプロジェクトの規模や内容によって、モデルの使い分けがさらに進んでいくことが考えられますので、都度各社の経営判断で最適なモデルを選択できるよう、引き続き、リードしていきたいと考えております。

当日の様子

CSOのサービス

CSOのひと

MRのためのよくわかる○○○