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ケース47:コントラクトMR体験記 第15回(現職:プロジェクト・マネージャー)

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頑張っているコントラクトMRのキャリアを応援したい

M.C.
[プロフィール]
外資系製薬企業にMRとして入社、本社配属後に学術・マーケティング業務に携わる。さまざまな領域・疾患を経験できるCSO業界に共感し、コントラクトMRに転身。現在PM(プロジェクトマネージャー)として顧客の課題解決支援、コントラクトMRの指導・育成にあたる。


――なぜCSO業界に転じようと思ったのですか?
M.C.:前職は外資系製薬企業のMRでした。その後本社配属となり、約10年間、学術とマーケティング業務に携わりました。担当は内分泌疾患領域で、KOL医師(Key Opinion Leader)を訪問してサイエンスに基づく情報提供やディスカッションの実施、国内外の学会参加、講演会・研究会のオーガナイズ等も経験しました。そのような中でコントラクトMRの方と一緒に仕事をする機会があり、同じMRでも他業界を含むさまざまなバックグラウンド、価値観を持つ方々がいることを知り、CSO業界に興味を持ちました。CSO業界なら自社製品に留まらない多様な領域・疾患経験とキャリアを得られるのではないか、と感じたことが、この業界に転じたきっかけです。

――コントラクトMRとして活動を開始した当初、どんな違いがありましたか?
M.C.: 最初のプロジェクトでは慣れるまで多少の戸惑いを感じることもありましたが、当時のクライアント上長から「コントラクトMRというのは走っているバスに飛び乗るようなもの。スピード感に対応しなければいけないから大変だと思うけど、どのバス(=製薬企業)も目指す方向性は同じはず。一緒に頑張ろう!」と声をかけていただき、気持ちが楽になりました。それ以後自分らしく活動できた気がします。
コントラクトMRというのは、即戦力として短期間に一定の成果を出すことが求められます。プレッシャーもありますが、「患者さんのために役に立ちたい!」という気持ちを忘れずに、やるべきことをやっていけば、必ず結果は付いてきますし、いろいろなプロジェクトを経験することで、沢山の経験を積める面白さもあると思っています。

――コントラクトMRとしてすばらしい業績をあげておられます。
M.C.: 中枢神経領域プロジェクトを担当していた時に、2年連続でクライアント社内のアワードをいただいたことは、大きな自信に繋がりました。売上達成率と行動評価によるもので、支店長の推薦を受けての受賞でした。受賞パーティで社長や営業本部長の方々と直接お話しする機会があり、支店長からサプライズでメッセージカードをいただくなど、とても達成感があり嬉しかったです。多くの方に名前を知っていただいたことで、他の支店や領域担当の方からも声をかけていただけるようになり、ネットワークを拡げる貴重な機会にもなりました。

――輝かしい業績の裏にある努力や工夫をお聞かせください。
M.C.:まず、クライアント上長や同僚と積極的にコミュニケーションを取ることで自分を知っていただく、それぞれの会社の持つ文化を尊重しながら自分のカラーを出すことなどを特に心掛けました。また、基本行動としての報連相やコンプライアンス遵守を自分自身が徹底するのはもちろんのこと、人より早くやる、周りにも声掛けするなど、良い意味で周囲を巻き込むようにしていました。これは前職で、例えばDr to Drのアプローチによってより大きな波及力を生み出す、といった経験を応用したものですが、個人としての成果だけでなく、いかに組織影響力を発揮してより大きな成果とするかを常に考え、試行錯誤していました。

――今後のキャリアビジョンをお聞かせください。
M.C.:プロジェクトマネージャーとして、頑張っているコントラクトMRが目指すキャリアを叶えられるよう支援し、一緒にお客様の新たな成長をご支援させていただくことです。
これまでご指導いただいたマネージャーの方々は、私の経験や考えを尊重し、的確なアドバイスをくださっていたと、今自分がその立場になって初めて気付かされることも多くあります。
さまざまな上長から学ばせていただいた引き出しもフル活用し、「おひたし」(怒らない、否定しない、助ける(困りごとがあれば)、指示する)と傾聴を大切に、これからの医療・ヘルスケアに求められる人材を輩出していきたいです。

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