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ケース46:コントラクトMR体験記 第14回(現職:プロジェクト・マネージャー)

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専門性のあるコントラクトMRを育成したい

T.U.
[プロフィール]
製薬企業にMRとして20年間勤務した後CSO業界に転じる。
コントラクトMRを6年経験し、現在プロジェクト・マネージャーとしてMRの育成・サポート業務に従事。


――現在の業務についてお聞かせください。
T.U.:プロジェクト・マネージャーとして、MRの育成、サポート業務を行っています。
主な役割はMRがフィールドで充分にパフォーマンスを発揮できるようにサポートすることですが、それに加えてMRのさらなるスキルアップを目指して日々指導を行っています。

――前職では?
T.U.:製薬企業で20年間MRとして勤務した後、CSO業界に転じ、コントラクトMRとして6年間勤務しました。プロジェクト・マネージャーは日々“人”の成長に携わり、その素晴らしさを実感できる職務のため、プロジェクト終了後の社内異動でマネージャー職に就きました。

――なぜCSOを選ばれたのですか?
T.U.:CSO業界は成長産業であり、製薬企業へさまざまな提案が出来るビジネスだと思いました。また、製薬企業のMRと協働することで、共に成長を実感できるそんなところに魅力を感じました。

――コントラクトMRとしての活動を開始した当初、戸惑いはありませんでしたか?
T.U.:製薬企業においても企業風土は千差万別です。その違いを理解し順応することに当初は苦労しました。それを克服するためには、自分の判断基準、判断材料を柔軟に変化させること、また職場では同僚のMRや上司とのコミュニケーションを積極的に取ることが大変重要だと感じました。
コントラクトMRは、自身のCSO企業ではなく、お客様の営業所をベースに日々の活動を行うケースが多く、時に孤独さを感じることもありましたが、当時のプロジェクト・マネージャーがフィールドの話によく耳を傾けて聴いてくれることで、かなり助けられたと感じています。現在、自分自身がその立場になって、励ましの言葉や表に出ない部分でも、MRの支えとなれるように心掛けています。

――コントラクトMR時代にすばらしい業績をあげておられますが、その秘訣は何ですか?
T.U.:感染症領域の新製品上市時の半年間に、基幹病院ターゲット施設5軒全てにおいて、いち早く採用いただくことが出来ました。
これは、社内外の幅と質のある情報収集、的確なターゲット医師の選定、入念な事前準備、そして何よりも担当製品を誰よりも良く理解し、自信を持ってご提案できるように努めたことが、大きかったと考えています。私たちコントラクトの場合、結果を出すことが、お客様からの信頼を得る大きな要因のひとつであり、実際この成果によって早期に高い評価をいただくことに繋がりました。

――今後のキャリアビジョンをお聞かせください。
T.U.:現職でまだ1年の経験ですので、まずはコントラクトMRの育成に努めたいと考えています。ヘルスケアを取り巻く環境が大きく様変わりするなか、MRのあり方が問われるようになっています。開発パイプラインがオンコロジーや希少疾患などのスペシャルティケア領域へシフトし、MRに専門性を求める声も高まっており、自分でこだわりを持って、考え、しっかりとやり遂げることができる、そんなMRを一人でも多く育成していきたいです。

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