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ケース3:組織やチームづくり、人材育成をサポートする「プラスα」の役割も


柏村 聡 (Satoshi Kashimura)
[プロフィール]
飲食サービス業や通信販売業で営業、販売、番組制作等を経てCSOへ。現在、2社目。コントラクトMRとして、外資・内資4つのプロジェクトで、大学病院からGPまで、窓口もドクターや薬局だけでなく、看護部や栄養課まで幅広い層と接触した経験を持つ。本社営業部にて1年間クライアントの新規開拓業務を担当後、現在プロジェクトマネジャーとして、プロジェクトのマネジメント、コントラクトMRの育成に注力している。


CSOは製薬企業を支援する“プロフェッショナル集団”

私はこれまで前職含め、約13年間CSO業界に在籍していますが、うち9年間はコントラクトMRとして4つのプロジェクトを経験しました。

新しいプロジェクトがスタートする時に、一番大事にしてきたことは、クライアントの支店や営業所が「自分に求めているニーズは何か?」を見極めることです。MR経験者として、クライアントの戦略や目標を即座に掌握し、早い段階で実績等の成果を出すことは勿論、クライアント上長のサポート役として、若い正社員MRの指導や相談相手となり営業所を牽引する活動を求められることも。また、クライアントにはないやり方やエッセンスを提案、共有化し結果を出すことによって、クライアント先に新しい風を吹き込むことも常に心がけてきました。

プロジェクトは2年か長くても3年が殆どなので限られた期間内ではありますが、CSOは「プロフェッショナル集団」という考えの下、クライアントにCSOを導入して良かったと思われるような成果や足跡を必ず残すという意識をもって取り組んできました。支店での成績優秀賞受賞や、ある製剤で350名中5位の成績を収めたことなどが、こうした意識の結果に表れたと思っています。

複数のプロジェクト経験が個人の実績とともに営業所全体のレベルアップにも貢献

コントラクトMRとしてプロジェクトを経験する中で複数の領域を担当できたことも自分の強みになっていると思います。

例えば、輸液・経腸栄養剤を取り扱っている製薬企業で「化学療法の領域にもアプローチしていく」という新たな方針を展開する事になった際、以前参画していた抗癌剤プロジェクトで学んだ学術知識がドクターや薬剤部でのPRに大変役に立ちました。周辺領域の知識を交えながら情報提供をすることでよりドクターのニーズに合ったご説明が出来ましたし、クライアントの支店や営業所勉強会でも化学療法についてのレクチャーをさせていただき、営業所全体への貢献ができたことも自身の自信につながったと思っております。

組織やチームづくり、人材育成をサポートする「プラスα」の役割も

また、内資系・外資系含めて様々な組織風土を経験したことを生かして、学術知識やディテーリングスキルだけでなく、組織やチームづくり、人材育成という点でも、クライアントに貢献してきました。

あるプロジェクトでは、戦略立案や若手正社員の指導や育成など所長の片腕となって営業所を牽引する活動も行いました。また、抗がん剤のプロジェクトではチームリーダーとしてプロジェクトミーティングのファシリテーターも務めるなど、サポート役として自らも常に自己啓発を怠らず、自分のMR力、人間力を向上させるような意識を持っていました。

こうした一つひとつの経験を現在、プロジェクトマネジャーとして、プロジェクトのMRの支援に生かしています。今後も製薬企業を支援するプロフェッショナル集団という使命を強く意識し、コントラクトMR時に培った現場目線で、成果を創出していきたいと考えております。

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