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ケース6:自分なりのプラスαを考え、実践する


森田 奈実 (Nami Morita)
[プロフィール]
外資製薬企業で感染症、循環器、がん領域のMRとして活動後、大学院で法律を学び、CSOへ。外資企業における糖尿病用薬プロジェクトで、東京エリアを担当。
現在は、本社ビジネス・ディベロプメント(事業開発部)で、CSOビジネスの新規顧客開拓業務に従事。
日本FP協会認定AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)


クライアントのニーズを常に意識することで、役割を果たす

外資製薬企業でMRとして感染症や抗癌剤、循環器領域等の製剤を担当。その後、大学院で法律を学ぶために一旦職を離れましたが、再びMRとしてキャリアを重ねることに。さまざまな製薬企業で、異なる疾患領域を広く経験できる点に魅力を感じ、コントラクトMRという働き方を選択しました。

コントラクトMRとして配属されたのは、外資企業での糖尿病用薬のプロジェクトでした。MRとしての活動自体は、メーカー時代と変わらない部分も多いのですが、大きく違うのは、「クライアント企業がCSOを導入する目的」を常に意識し、「クライアントのニーズを期限内に満たすこと」を目標として活動してきたことです。

とはいえ、お客様のニーズや期待は、本社、営業所、それぞれの立場によってそれぞれ異なりますので、容易なことではありません。その中でまずは何事にも前向きに取り組む姿勢や周囲との連携体制の構築など、前職では特に意識しなかったことに誠実に取り組んでいくことからスタート。150%の達成率でプロジェクトを満了することができたのも、そうした一つひとつの活動が結び付いた結果と捉えております。

自分なりのプラスαを考え、実践する

目標達成に向けて私が日々の活動の中で実践していたのは、大変基本的なことではありますが「気配り」と「コミュニケーション」でした。相手の立場に立って考え、行動することで、ドクターはじめ医療従事者の方々との関係構築がスムーズにでき、逆にアドバイスやサポートもいただけるように。

例えば、ドクターから質問を受けた場合で「急ぎではない」と言われた場合でも、なるべく早く、必ず翌日までには対応することを徹底。そのドクターにとって必要となった時すぐに役立てていただけるように、という気持ちからですが、待っている患者さまが多いような状況では、短い手紙を添えて受付の方に預けるなど、臨機応変に対応するよう心掛けておりました。また、求められたこと以外に「これも必要かも」とプラスαを自分なりに考え、先取りして行動することも意識していたことの一つです。

気配りが大切なことはMR活動に限ったことではありませんが、命や健康を支える医療現場に携わる身として、女性ならではの優しい気持ちも忘れないよう活動してまいりました。

また、ディテーリングにおいては、ドクターが具体的な患者さまの顔を思い浮かべられるように意識していましたので、“あの患者さんで効果があったよ”という言葉をいただいた時には、何より嬉しく、やりがいを感じました。

現在は、クライアント企業にCSOサービスの営業活動を行っておりますが、変化する医療環境において製薬各社から必要とされるソリューションの提案ができるよう、クライアントのニーズを満たすためにMR活動を行っていた当時の想いや経験を活かし、何事も誠実に努めていきたいと思っています。

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