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Vol.7:国内CSO事業に関する実態調査-2012年版- 速報データ第二報【MR認定試験 合格率】

MR認定試験合格率
製薬業界全体の水準を上回る合格率を維持し、直近2年は90%以上で推移

日本CSO協会では、国内CSO事業に関する実態調査の一環として、先頃のMR認定試験合格率に関する速報データをまとめました。

2012年度(第19回)のMR認定試験におけるコントラクトMRの合格率は全体で92.4%、MR資格の不要な業務に就いている者を除くと、93.5%でした。

コントラクトMRの合格率は3年連続で上昇、特に直近2年においては90%台で推移し、製薬業界平均を10ポイント以上上回っています。

今回は、2006年度から導入された「薬学6年制課程」を修了した薬剤師の第1期生卒業など、MRを取り巻く環境変化を受けて、MR導入教育カリキュラムが大幅改訂され、初の新MR認定試験となりましたが、CSO各社が早期から積極的な対応を図り、教育体制を強化したことが示される結果となりました。

また、全受験者に占めるコントラクトMRの割合は、継続して10%以上を占め、異業種出身者が医療業界にエントリーする橋渡しとしての役割を果たしている状況がうかがわれました。

その他の調査結果については、4月4日の年次総会において発表を予定しております。

  
*新規、再受験の平均合格率
「コントラクトMR」は、MR認定資格が必須要件ではない要員(医療機器やOTC等の担当者)を含む「MR業務に就く者」は、MR認定センターがMR資格要件としてMR業務の実務時間として認める業務に就く者
**製薬業界全体(全受験者)の受験者数および合格率(新規・再受験平均)は、MR認定センターによる各直近データ(第15回:2008年度、第16回:2009年度、第17回:2010年度、18回:2011年度、19回:2012年度)に基づく

本調査は、CSOとコントラクトMRの質の向上ならびに社会的認知を図り、CSO事業の健全な発展を推進するための基礎資料を得ることを目的としております。
 
〈国内CSO事業に関する実態調査-2012年版-の概要〉
   
【調査対象】
日本CSO協会に所属するCSO 9社 

【調査事項】
CSO事業の動向、CSO企業およびコントラクトMRの状況 

【主な調査内容】
・CSO市場規模の推移(コントラクトMR数、CSO活用企業数)
・導入目的別、疾患領域別にみたコントラクトMRの活用動向
・経験者、異業種出身者別にみたコントラクトMR数の推移
・MR認定試験合格率の推移 等 

【調査時期】
調査基準日:2009年~2012年における10月1日
調査期間:2012年11月21日~2012年12月25日
※MR認定試験合格率は、2013年2月1日~2月8日

【調査方法】
第三者機関が調査票送付によるアンケート調査、集計、分析を実施
(CSO活用企業に関する情報は、企業名を匿名化)

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