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ケース40:コントラクトMR体験記 第8回(現職:プロジェクトマネージャー)

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患者さんの役に立ちたいという想いをキーパーソンに伝える

A.F.
[プロフィール]
大学卒業後、内資系および外資系製薬会社数社でMRを経験。その後CSO業界に転じ、コントラクトMRとして外資系製薬会社プロジェクトに従事。現在はプロジェクトマネージャーとして、CSO社内で社員の管理指導を行う。


――現在の業務についてお聞かせください。

A.F.:CSO社内にて、プロジェクトマネージャーとしてクライアント企業で就業中のコントラクトMRや、プロジェクト待ちで待機中の社員の管理指導を行っています。

――CSO業界に興味を持ったきっかけは?

A.F.:当時勤務していた製薬メーカーの将来性に不安を感じ、他メーカーへの転職を模索していました。CSOを選んだのは、配属予定プロジェクトがそれまでのキャリアを活かせる内容であったことと、CSO業界はメーカーでの経験が存分に発揮できる環境であると感じたためです。

――コントラクトMRとしてすばらしい数字をあげておられます。

A.F.:前任者から担当を引継いだエリアは、さまざまな事情があり、医療機関への訪問が不十分で、多くの施設で担当製品の口座がカットされていました。担当エリア全体の実績は前年の3分の2まで減少していました。また、当期の目標が確定した後に引継いだため、達成率でも全国最下位近辺と低迷していました。口座がさらにカットされそうな状況だったことから、最初の半年間は既存の口座を死守することに集中しました。2期目は、各地区のキーDr.や大学教授とのコンタクトを強化し、説明会、社内講演、Dr.のグルーピングと順を追って進め、担当エリア内の自社製品の適正処方拡大につとめました。その結果、3期目には遂に、実績で対前年比120%、達成率も全国3位まで上昇させ、状況を回復させることに成功しました。

――そのような成果をあげることができた、具体的な秘訣は?

A.F.:クライアント企業にとって新領域への参入であったことから、会社自体がDr.に認知されていませんでしたので、まずは会社の説明から始めました。他の領域担当者の協力を仰ぎ、特約店は共闘いただけることになりました。また新領域であることを逆手にとり、各Dr.には教えを請うスタイルで協力をいただきました。同じ県の他領域担当者の皆さん、MSの皆さん、各地区の重鎮Dr.には大変お世話になりました。成果をあげられたのは、「患者さんの役に立ちたい」という私の熱意を感じていただけたからではないかと思います。

――ご自身の強みは何だと思われますか?

A.F.:強みと言えるかどうかわかりませんが、「患者さんの役に立ちたい」という熱意は、今も変わらずに持ち続けています。

――前職との違いを感じることはありますか?

A.F.:CSO業界に転じる前も製薬メーカーのMRでしたから、日々の活動では大きな違いを感じることはあまりありません。しかし、時にコントラクトMRならではの立ち位置が必要になることがありますので、緊張感とプライドを持って仕事をしています。

――今後のキャリアビジョンをお聞かせください。

A.F.:当面は、コントラクトMRの地位向上のために、知識を蓄え、スキルをアップし、コミュニケーションを深めていきたいと思います。

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