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Vol.38:日本CSO協会「2017年度 コントラクトMR意識調査」を実施

日本CSO協会(会長:清水昇) は昨年に続き、加盟8社におけるコントラクトMR(以下 C-MR)の就業に対する意識調査を実施いたしました。調査は、CSOへの入社動機に対する満足度、C-MRとして勤務する魅力度、成長の実感度等に関するもので、2017年6月から7月にかけて稼動中のC-MRのうち72.9%にあたる2,830名より回答を得ました(対象のC-MRには、MSLやエデュケーショナルナース、医療機器担当者なども含まれています)。

CSOへの入社(転職)動機に対する満足度

CSOでは、製薬業界のほか、さまざまな業種からの中途採用者が多くを占めるなか、入社(転職)動機が「満たされている/ほぼ満たされている」と回答した割合は61.0%で、2016年度の53.4%に比べて増加がみられました。入社動機には、待遇面や業界の将来性に加え、「キャリアアップ」「幅広い経験」「専門性向上」「社会貢献」などが多く、現場でのさまざまな実務経験を通じて満足度が高まっていることが推察されました。

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C-MRとしての勤務に対する魅力度

C-MRとしての勤務に「魅力を感じている/多少感じている」と回答した割合は全体の58.6%で、2016年度の55.1%より微増となりました。CSO勤続年数別では、5年未満と5年以上で回答に差はなく、勤続年数にかかわらず、意欲的に活動しているC-MRが多数であり、「幅広い経験が得られる」「キャリアアップが望める」など、入社動機の満足が継続していることがうかがえました。

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自身の成長に対する実感度

また、全体の74.9%が、「C-MRとして働く上で自身の成長を実感している/多少実感している」と答え、2016年度に続き7割超に上りました。成長の理由として「様々な経験の蓄積」「幅広い知識の定着」などの個々の能力開発とともに、クライアントや医療機関からの「信頼獲得」を挙げるC-MRが多く、周囲からの信頼が成長の原動力となっていることが示されました。

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今後目指すキャリア

C-MRは今後どのようなキャリアを目指すか、という問いには、勤続5年未満では「領域経験MR」、5年以上では「マネージメント」が、それぞれ最も多い回答でした。また、いずれの層でも2割程度が「地域特化型MR」と回答し、地域包括ケア時代を意識したキャリアを志向していることが伺えました。キャリアアップに向けた取り組みとしては、「業界動向などの情報収集」が最も多く、大きな環境変化を迎え、情報アンテナを重視する姿勢が反映される結果となりました。

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<2017年度 コントラクトMR意識調査の概要>

【調査目的】
コントラクトMR(以下C-MR)が働くうえでの意識や考え方を協会として把握し、業界のさらなる発展を促進する

【調査対象】
2017年6月1日現在、日本CSO協会所属8社で勤務するC-MR 2,830名(回答率72.9%*)
(MRのほか、MSLやエデュケーショナルナース、医療機器担当者などを含む)

【調査事項】
C-MRの意識(転職動機/キャリアなど)

【調査時期】
調査時点:2017年6月1日
調査期間:2017年6月7日~7月5日

【調査方法】
第三者機関が調査票送付によるアンケート調査、集計、分析を実施(回答者の所属企業名は匿名化)

*回答率は「わが国のCSO事業に関する実態調査-2016年度-」掲載のMR数3,882人で算出

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