メニュー

CSOのひと

ケース44:コントラクトMR体験記 第12回(現職:フィールド・マネージャー)

NO IMAGE_01

前職で得た知識経験はCSO業界でも還元できる

インヴェンティヴ・ヘルス・ジャパン合同会社
K.H.

[プロフィール]
大学卒業後、アミューズメント事業の現場統括を3年経験し、不動産会社に転職。その後、患者さんの命に直結する薬剤情報提供に心惹かれCSO業界に転じる。5年間外資メーカーでコントラクトMRを経験、現在複数プロジェクトのフィールド・マネージャーとして活動中。


――現在の業務についてお聞かせください。
K.H.:フィールド・マネージャーとして北海道から京都まで約20名のコントラクトMRを担当し、メンバーの活動管理、サポートを行っています。又、クライアント上長様と密に情報交換を行い、コントラクトMRが働きやすい環境を作るべく活動しています。

――前職では?
K.H.:アミューズメント業界では店舗運営を始め人材育成、PL(Profit and loss:収支)管理が主な業務でした。次の不動産会社では、アセットマネジメント部門で投資不動産を販売、お客様の目線に立ってお一人おひとりの人生背景を読み取り、オーナーとなられた方の老後のライフプラン、収益予想を提案し、最適な人生設計の組み立てをサポートしていました。

――なぜCSOを選ばれたのですか?
K.H.:特定の企業や薬剤によらず、さまざまな企業と契約しているCSOで、幅広い専門領域の知識を積み重ねて獲得したいと思ったからです。CSOならどの領域でも活躍できるスペシャリストになれると確信していました。

――コントラクトMRとしての活動を開始した当初、戸惑いはありませんでしたか?
K.H.:初めて担当させていただいたプロジェクトは、大手先発外資メーカーの新薬上市時の垂直立ち上げを目的としたものでした。
MRとして右も左も分からなかった私は、配属当初、営業所内でのコミュニケーションがうまく取れるだろうか、また、コントラクトMRを受け入れていただけるだろうか等、不安を感じることもありましたが、それ以上に他業界で学んだ知識、経験を活かして成果を出し、きっと活躍できるだろうと心躍らせていたことを記憶しています。
実際配属されると、クライアント先の上長や営業所の方々からも広く受け入れていただきました。日々、さまざまな知識や成功事例などをご教示いただき、MR活動に専念できました。
そこで私も何か恩返しができないかと考え、他業種で学んだ営業方法や経験をレクチャーさせていただきました。そういう積み重ねがあったからでしょうか、配属後数ヶ月で「新人教育を任せたい」と上長から依頼をいただいた時は大変光栄に思いました。

――コントラクトMRとしてすばらしい業績をあげておられますが、その秘訣は何ですか?
K.H.:限られた契約期間の中で、お客様から求められている目標以上の実績を出そう、という気持ちを常に持ち続け活動しました。
そのために、今まで他業種で培ってきた知識や経験を自分ならではの強みとしてMR活動に付加し、競合他社よりも短期間でドクターとの信頼関係を構築、そこで作り上げた信頼から潜在ニーズを顕在化させ、PDCAの回転速度を加速させることができたと考えています。
また、成功事例はもちろん失敗事例も営業所内で積極的に共有し、さまざまなフィードバックをいただくことで、新たな方向性を見出しながら活動したのも成功の秘訣だと感じます。

――今後のキャリアビジョンをお聞かせください。
K.H.:現職のフィールド・マネージャーは、現場のコントラクトMRが如何に働きやすい環境をつくることができるか、またお客様とのパートナーシップを深めることによって、より良いサービスを提供し続けることが重要です。
2025年に向けて医療提供体制が様変わりしつつありますが、コントラクトMRがどんなお客様でも、どんな状況でも必要とされるようさらに価値を高め、新たなサービス、ビジネスモデルを創造していきたいと考えています。

CSOのサービス

CSOのひと

MRのためのよくわかる○○○